ロサンゼルスはスタートアップバブルか?

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前回、ロサンゼルスのスタートアップに関して記事を取り上げましたが、今回は具体的な投資状況にフォーカスしたいと思います。起業家を支えるベンチャーキャピタル(VC)や投資家のトレンドからロサンゼルスのテックシーンを紐解いていきます。

 

ファイナンスの状況。
ロサンゼルスのテックシーンでは、2012年からスタートアップへの投資が顕著になりました。ちなみに2014年、世界全体では7485回の投資取引と880億ドルの投資額が記録されていますが、ロサンゼルスでは400回近い投資取引と30億ドルの資金が動いています。2015年は半期で182回の投資、21億ドル投資額を記録しました。 2012年に比べて、285%の伸び率を示しています。2015年にSnapchatは5億ドル越え、Lynda.comというオンライン・ラーニングの会社は2億ドル近い調達に成功しています。

 

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また全体の傾向として、シリーズE以降におけるスタートアップでの資金調達の回数が増えています。例えばゲームのウェブストリーミングに特化した Machinima やクラウドプラットフォームを提供する FreshdeskもシリーズE+ですが、2015年に何度か資金調達を行いました。

 

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同時に中盤〜後半にかけてのステージにいるスタートアップに対してVCからの資金提供額も増えています。グルーミングキットの定期配送サービスDollarShaveClubや女性向け靴EコマースJustFab、乳児用品のEコマースTheHonestCompanyも数億ドルの調達に成功しています。

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イグジットのトレンド。

事前にイグジットとは何かについて触れておくと、新規株式公開(IPO)や合併・吸収(M&A)を行うことで創業者やベンチャーキャピタルが投資した資金を回収することを意味します。

ロサンゼルスでも2014年に4社がIPOに成功しました。アドテクノロジーのプラットフォームを提供するRubicon Projectや 自動車の比較サービスTureCarは 5億ドル以上の評価額で株式公開をしました。2015年には既出のLynda.comがLinkedinに15億ドルで買収されたり、不動産の管理ツールを提供するAppFolioが4.2億ドルの評価額でIPOを果たしました。
下記のデータは近年でイグジットに成功したロサンゼルスのスタートアアップになります。

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スタートアップを支える投資家たち。

 多くのスタートアップがロサンゼルスに存在するように、それをサポートする投資家も増えています。例えばSalesforceにコンテンツマネジメントシステムKoralをバイアウトした連続起業家のMark Suster。彼を筆頭にしたUpfront Venturesやアーリーステージのスタートアップに投資する500startupsが有名です。その他に下記のようなVCがロサンゼルスに拠点を構えています。

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ロサンゼルスのサンタモニカ近辺はテクノロジー企業も増え、シリコンビーチと呼ばれ始めています。Ys and Partnersのオフィスからも車で1時間ほどです。今後もスタートアアップ界隈の動向をキャッチアップし、新鮮な情報を皆さまにお届けしたいと思います。

この情報は、Ys and Partners米国オフィスのAccount Executive、Yusukeがお届けしました!

 


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参考記事
https://www.cbinsights.com/blog/los-angeles-tech-breakdown/

 

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