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社長の「のぶログ」 2019.05.05

インバウンド観光の視点からみても台湾は素晴らしい

台湾出張4日目。体調が戻ってくるにつれ、台湾って日本人にとって最もストレスフリーな外国なのではないか?と思い始めた。
少なくとも日本語と英語のいずれかが通じることがわかった。一度だけ、店員が台湾人ではなく、日英両語共に伝わらないことはあったが、代わりにその店の客が英語で通訳をしてくれた。
年配の人には日本語が通じると聞いていたが、若い人にも勉強している人は多く、意外に通じた。ここまで、言葉で困ったことは一度もなく、インバウンド観光への熱心な取り組みが伺える。
道に迷ったことは何度かあったが、その度に、通行人や警察官が案内してくれた。案内とは文字通りガイドであり、指をさすだけではない。たとえば、何百メートルも歩いて連れて行ってくれたご老人や、道に迷っていることを電話で告げると、ずいぶん遠くまで探しにきてくれた年配の店員さんさえいた。
少なくとも私たち日本人に対しては、なんと親切な人たちなんだろう!
日本のインバウンド観光客への対応は、国はもとより市民レベルでも、まだ台湾の足下にも及ばないかも知れない。先日、新橋のレストランで、6人連れの外国人観光客を予約でいっぱいだと断っている店の失礼な応対を思い出した。
もちろん予約なんか入ってない。そうでなくとも店はガラガラだったのだから。英語を話せない、メニューを準備してない、お通しというシステムを理解してもらえない、そんな理由で外国人客を拒絶しているように思えた。
もっとも日本のお通しなんてシステムや席料については、私たち日本人にとってさえ理解しづらいもので、多くの中国系の人たちがレシートをみて質問しているシーンを見てきた。台湾でも席料を取られたことがあったが、予約時にしっかりと説明がなされていたから、支払いの際に嫌な思いをすることはなかった。
店と客は、入店前にその日本独特のシステムについて説明をし、コンセンサスを取る必要があるのだ。それは外国人観光客対応の基本であるように思う。
台湾と日本の市民レベルの関係に話を戻すと、ここまでの信頼を積み上げてきてくださった私たちの先人たちに深く感謝をしたい。
ワイズアンドパートナーズ代表 結城喜宣
 


 
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