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社長の「のぶログ」 2019.01.22

金沢の、とある商店街のブランディングに挑戦!

 
いま北陸新幹線で金沢にむかっている。今回は5名のチームである商店街のブランド
キャンプに臨む。新卒のデザイナー、HMさんはカメラをもって記録係でついてきて
いる。彼女はチームで唯一、石川県出身であり「ワイズアンドパートナーズって金沢
とは縁もゆかりもないよね」というよそ者の印象を緩めてくれている貴重な存在。
 
わたしはそのお隣の福井県出身だが、金沢の人から見れば、それがどうした?という
格下の存在でしかないのが痛い。加賀百万石のプライドは、いまも脈々と受け継がれ
ているのだ。
 
HMさんは、正月に彼女のお母さんとその商店街を歩き、結構な賑わいを見たと言って
報告をくれた。一見、商店街は団体戦のようだが、一方で個人戦でもあるので、長蛇の
列ができるお店がいくつもあるのはとても良い傾向である。剣道だって体操だって百人
一首だって、個人戦ではパッとしないけど、団体戦はいつも優勝争いを演じている、
なんて話は聞いたことがない。強い個人が集まっているからこそ、団体戦でも良い成績
を残せるのだ。
 
今日、長蛇の列をつくるお店は、明日、長蛇の列をつくれるお店に学びを与えることが
できる。それが未来の商店街の姿であってほしいな、と思う。なので、これからお互い
の勉強会は欠かせないと思うし、その学びの中心にはマーケティングが必要だという
のは言うまでもない。
 
いったんそれぞれのお店がもっている情報を棚卸しし、商店街のブランド戦略を一本化
しようという今回の試みは、手前味噌ではあるが正解だと信じている。そうでなければ
毎回「どこにでもありそうなお祭り」を消費していくだけで、それをいくら積み重ねた
ところで、商店街の価値をつくることはできない。
 
ブランドキャンプ Day0では、40名を越える商店街の組合員一人ひとりからじっくりと
話を聞くことができた。今日はDay1、明日はDay2とワークショップ形式でキャンプは
続く。
 
今日、どれだけ商店街に対する熱い想いを聴くことができるか、今から楽しみである。
 
ワイズアンドパートナーズ代表 結城喜宣
 


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