セカンドハンドファッションにはまるで興味がなかった。

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私はこれまで古着というものには縁がなかったし、興味もなかった。長男という有利な立場から(衣類に関してのみだが)、弟に比べてお古というものとは無縁だったせいかもしれない。

しかし、アメリカでゲオさんのリユースブランド「セカンドストリート」のアメリカ進出プロジェクトに携わりはじめてから、その魅力に気づいた。大いなる魅力と表現して良いかも知れない。そして、今では彼らのオレンジカウンティのお店はチェックリストのひとつになった。

アメリカの2nd Streetのサイト:https://2ndstreetusa.com/

私もどっぷり古着業界を調べ、初めてその良さがわかったわけだから、私たちの年代(Generation X)の食わず嫌いのターゲットにどう伝える必要があるか、というのが課題ではある。

だが、その話はまた別の機会にするとして、今日は私とは世代がずいぶん異なる、ミレニアル世代で同じく食わず嫌いだったアメリカオフィスのアシスタントPMであるATさんのコメントを紹介することにしたい。

興味深いのは、彼女は前職が東京のアパレルメーカー出身であったということ。

「私が日本にいた時は、セカンドハンドファッションやアパレル業界が抱える環境問題について友人と語ったことは一度もなかった。今やアメリカでは、環境問題にも詳しいファッショニスタが人気であったり、グッチやパタゴニアが環境に配慮した持続可能な服の製造販売の指標を作る取り組みを行っていたり、アディダスやリーヴァイス、ヴィトンなど名だたるブランドもその動きに賛同している。こうしたファッション業界のサステナビリティをめぐる動きは、多くは頓挫してしまう事もあるそうだが、確実に言えるのは年々勢いが増していること。残念なことに日本にいてもあまりそのニュースは入ってこない。アパレルの会社にいたにも関わらず、そんな話をする事はなかったのが悲しい現実だ」。

ATさんのコメントから、彼女がセカンドハンドファッションを取り入れようとする兆しはまだ感じないが、そのうちに「なぜ人はいつも新品の服を買う必要があるのか?」という、子供の頃から刷り込まれた習慣に対する疑問が生まれるはずだと期待している。

もちろん私はこの歳で初めて気づいたわけだから、彼女ににとやかく言える立場ではないが、実はアメリカにおいてはミレニアル世代がいちばん環境問題には敏感なのだ。

ワイズアンドパートナーズ代表 結城喜宣
 


 
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Ys and Partners(本社カリフォルニア州アーバイン市)では、2002年から「日本のブランドを世界で有名にする」を使命に、これまで50社以上の大手日系企業に、マーケティング領域のなかでも、米国向けの製品開発、販路開拓、PRやプロモーションのご支援をしてきました。日本オフィス(東京と横浜)では、北米進出をはじめ、海外からのインバウンド観光客集客を計画中の方々に初回無料コンサルテーションを実施しています。

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参考リンク:https://www.vogue.co.jp/fashion/interview/2018-06-20/sustainability-in-fashion/cnihub/page/4

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