先日、夫とあるレストランを訪れました。

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「先日、夫とあるレストランを訪れました」と、コピーライターのC.Kさんが、ウィクリーレポートで知らせてくれた。

意外とこの一文は、読者(この場合は私)の心をくすぐる。「で、どうしたの?」と続きが気になるフレーズだ。「先日、夫とあるレストランを訪れました」。雰囲気的にはクラシックが流れている感じのお店だなと勝手に想像した。

「こだわりの無農薬野菜を使用したお料理はどれも斬新で美味しかったです。残念なのは、店員さんの説明が毎回長く、くどく、押し付けがましい。きっとお料理の裏に隠された素敵なストーリーで私たちに感動してほしかったのでしょう。

数分に及ぶストーリータイムが終わった後、ようやくお料理を食すことができた私たちは『あれ、これってなんのお魚使ってるって言ってたっけ?・・・』。

こんな時、テーブルの上に、小さなカードが置いてあって、そこにメニューで使用されている素材や、お料理にまつわる物語が書いてあったら、とても親切だと感じました。

お客さんの会話を遮ってまで店員さんが長々と説明をしてくれなくても、カードに書いてあればこちらの好きなタイミングでその物語に出会えたのに」。

確かに最近は(特に東京には)気が利いた店員さんが減ったな、と思う。時同じくしてAI搭載ロボットが登場してきたのは偶然だろうか? 気が利かない人間に変わって、待望のおもてなしロボット登場、みたいなことにならなければ良いなと思っていたが、なんだか世の中、そうなっていきそうだという流れを感じる。

「結局、お料理も美味しく、メニューも斬新で、盛り付けもおしゃれなこのレストランを、今後、誰かにおすすめすることはない。ほんのちょっとしたことで、客の心は離れていってしまうのだなと改めて実感しました」と彼女。「UX的なことって、とっても奥が深く、とてもやりがいを感じます」ということだった。

「先日、夫とあるレストランを訪れました」という入りから、UXの話に落ちてくるとは想像してなかったが、彼女自身が実験台となって、ユーザー体験をするということをはじめてくれたようで、私にとってはそれが大きな収穫であった。

ワイズアンドパートナーズ代表 結城喜宣


 
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